皆さんこんにちは「マイライフメモリードットコム」管理人のゆうしゃんです。
皆さんは「治験アルバイト」という言葉をご存じでしょうか。
これは新薬やジェネリック医薬品の開発のための臨床試験に協力することにより「負担軽減費(報酬)」を得るお仕事です。
世間一般の治験に対するイメージは
- 楽して稼げる
- 寝てるだけでお金が入ってくる
- 遊んでいるだけで報酬がもらえる
というイメージから
- 危険
- 危ない
- 怪しい
などマイナスなイメージまで数多くあると思います。
そんな「治験」ですが、僕はこの前臨床試験を受けるための事前の健康診断へ行ってきました!
業界用語ではこの健康診断のことを「スクリーニング」と呼ぶようです。
スクリーニングでは
- 体温測定
- 身長・体重測定
- 尿検査
- 問診
- 心電図検査
- 血圧測定
- 血液検査
- レントゲン検査
というてんこ盛りの検査を受診しました。
学校や会社の健康診断顔負けの内容ですね。
スクリーニングの様子は下記記事にまとめてあるので是非ご覧ください。
しかし、僕はスクリーニングの検査に落ちてしまったのです。
理由は数値上は合格基準を満たしているが、他の応募者の方が数値が良いから今回は保留と言うことになりました。
再検査まで行ったのに本番まで進まない。
せっかく時間を使ったのに、少し悲しいですね。
治験は受けるまでが大変
治験を受けるまでには様々なプロセスが待っています。
まずはインターネット上から自分の都合に合った治験を探さなければなりません。
高額報酬の治験ほど期間も長くなります。
例えば事前健康診断1回、入院5泊×2回、通院3回などです。
これらの日程は自分で決めることができず、全の指定された日の日程を空けておく必要があります。
1日でもでれない日があるとなると参加することができません。
そのため、会社員や学生の方の参加は難しいと思います。
僕は自分のでれる日の治験を探すだけでもものすごく苦労しました。
次に、やっと自分の都合の良い日に開催される治験アルバイトを発見したとしてもスクリーニングと呼ばれる健康診断を受けなければなりません。
これは治験の申込み条件に健康状態が合致しているかを調べるための検査です。
ここで申込者の中からふるいにかけれます。
もし治験の申込み状態に合致していたとしても、今回の僕のように他の申込者の方が健康状態が良ければ
この時点で終了となってしまいます。
僕の場合再検査まで受けたのに不合格となってしまいました。
もしここのスクリーニングに通過し、治験に参加することになっても
- 当日帰宅者
- 予備
- 被験者
の3グループに分けられます。
なぜかというと、治験当日もう一度最終の健康診断を行い
そのときに被験者の方の体調が優れなくなったり、新薬の投与が難しいと判断されたときのために予備の被験者や当日帰宅者を多めに呼ぶそうです。
そのため、スクリーニング検査に通過したからと行って必ずしも治験被験者になれるとは限らないのです。
その最終の健康診断で運悪く「当日帰宅者」に選ばれてしまった方は治験終了。
予備の方に選ばれてしまった方は被験者に新薬が投与された時点で終了となるようです。
説明を聞いていた限り治験自体は楽そう
僕が説明を聞きに行った治験は1度新薬を点滴で投与してしまえば、後は1日数回の採血や簡単な診断のみで後は自由時間。
パソコンをやったりゲームをやったり、本を読んだり何でも自由に暮らしていて良いそうです。
ただルールがいくつかあり
- 病院から出されたもの以外飲食禁止
- 好き嫌いにかかわらず出されたものは完食する
- もちろん、飲酒・喫煙禁止
- 就寝時間あり
など、ルールが定められています。
ただ、それさえ守れば数日間の入院で数万円の負担軽減費(報酬)を得ることができるのです!
治験は危険なの?それとも安全…?
治験は危険というイメージが強いですが、それは本当なのでしょうか。
僕は治験は「安全」だと思います。
それは今回の墨田病院で受けた健康診断でハッキリしました。
たしかに、治験では人間に初めて投与される新薬などを扱います。
100%安全とは言い切れません。
ただ、投与する前に動物実験などでしっかりと安全性を確かめています。
治験は厳格な管理体制の元行われ、さらに依頼製薬会社によるかなり手厚い保証がついてきます。
もちろん無料です。
治験を受ける前にもかなり詳しく投与される予定の薬の特性や副作用などを教えてくださりました。
また入院中や退院後体調が少しでもおかしくなったらしっかりと対応させてもらいます。という心強いお言葉もいただきました。
治験は闇バイトでも何でもありません。
社会貢献です。
治験に参加しその薬が国に承認されれば
その薬で大勢救われる人がいるのです。
ぜひ皆様も自分の都合に合った治験を見つけたら恐れずに申し込んで見てください。
僕も自分の都合に合った治験を見つけたらまた申し込んでみたいと思います。
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