皆さんこんにちは、マイライフメモリードットコム管理人のゆうしゃんです。
今回はちょっといつもとは違う記事。
「日本人は本当に幸せですか?」ということについて考えていきたいと思います。
いきなりなぜこんな記事を書こうかと思ったのかというと、YouTubeでウルグアイの元大統領ムヒカ氏のスピーチを聞いてとても考えさせられたからです。
もう一度聞きます。「日本人は本当に幸せですか?」
一度考えてからこの後の記事を読んでくれると嬉しいです。
これは「持続可能な発展」をテーマにブラジルで行われた国連主催の環境会議で「ウルグアイ」という国の「ムヒカ元大統領」のスピーチを書き起こした物です。
ムヒカ氏のスピーチ(一部抜粋)
質問させてください。
もしドイツ人が一家族ごとに持っているほどの車を、インド人もまた持つとしたらこの地球はどうなってしまうのでしょう。
私たちが呼吸できるだけの酸素は残されるのでしょうか。
もっとはっきりいいましょう。
例えば、最も裕福な西側諸国と同じようなレベルで70億、80億の人々に消費と浪費が許されるのだとしたら、それを支えるだけの資源が今の世界にあるのでしょうか。
それは可能なのでしょうか。
私たちは市場と競争の社会から「文明」という落とし子を生み出し物質面での驚異的な進歩をもたらしました。
そして市場経済は市場社会を作り出し、それを世界規模に拡大してしまいました。
いわゆる「グローバリズム」です。
そのグローバリズムを私たちはコントロールできていますか?
逆にコントロールされてはいないでしょうか。
こんな残酷な競争で成り立つ社会で、「みんなで世界をよくしていこう」なんて議論が本当にできるのでしょうか。
私たちは本当に「仲間」なのですか。
我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は、決して環境問題なのではなく明らかに政治の問題なのです。
人類は今の消費社会をコントロールできていない。
逆に人類の方がその強力な力に支配されているのです。
我々は発展するためにこの地球上にやってきたのではありません。
幸せになるためにやってきたのです。
人生は短くあっという間です。しかしその人生こそが何より価値ある物なのです。
余計な物を買うためにもっともっとと働いて、人生をすり減らしているのは消費が「社会のモーター」となっているからです。
なぜなら消費が止まれば経済が麻痺してしまい、経済が麻痺すれば不況というお化けが我々の前に姿を現します。
しかし、今この行き過ぎた消費社会こそが地球を傷つけ、さらなる消費を促しています。
商品の寿命を縮め、できるだけ多く売ろうとする。今の社会は1000時間持つような電球は作ってはいけないのです。
本当は10万時間、20万時間ももつ電球はあるのに、そんなものはつくらない。
なぜなら我々はもっと働き、もっと売るために「使い捨て文明」を支える悪循環の中にいるからです。
我々は今までと違う文化のために戦い始めなければならない。
このままずるずると消費主義に支配されるわけにはいかない。
私たちが消費主義をコントロールしなければならないといっているのです。
かつての賢人たち「エピクロス」や「セネカ」そしてアイマラ人たちは次のように言っています。
「貧しい人とは少ししか物を持っていない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ」
大切なのは考え方です。
私の発言は皆さんを怒らせるかもしれない。
しかし気づかなくてはいけません。
「水問題」や「環境の危機」が事の本質ではないと言うことです。
見直すべきは我々の気づいてきた文明のあり方であり、我々の生き方です。
かつては8時間労働のために、ついには6時間労働を勝ち取った人もいます。
しかし、そうなったら今度は仕事を2つ持つようになりました。なぜか、たくさんの支払いがあるからです。
バイクやマイカーのローンを次から次へと支払っているうちに、私のような老人になって人生が終わってしまう。
そして自分に問いかけるのです。「これが私の一生だったのか」と。
発展は幸せの邪魔をしてはならない。
発展は「人類の幸せ」「愛」「子育て」「友達を持つこと」そして
「必要最低限の物で満足する」ためにあるべきものなのです。
なぜならそれらこそが一番大切な宝物なのだから。
環境のために戦うのなら、一番大切なのは人類の幸せであることを忘れてはなりません。
あなたにとって「幸せ」って何ですか?
あなたにとっての「幸せ」とは何ですか?
- たくさんお金がある生活
- 欲しいものが何でも手に入る生活
- 彼女・彼女といちゃいちゃしている生活
- 仕事ばかりして貯金する生活
- 安定してるけど、いつも同じことを繰り返す生活
でも、それって本当に幸せですか?
正直、僕はこのスピーチに出会う前は「お金があって欲しいものが何でも手に入れば幸せなのかな」と思っていました。
でも今は違います。
たとえお金があったとしても、欲しいものが何でも手に入る生活を手に入れたとしても、それは本当の幸せではない。
今はそう思っています。
今の僕は正直言うと、余計な物を買うためにもっともっとと働いて、自分の人生をすり減らしています。
この貴重な若い時間のほとんどを働くために使っています。
その対価としてほんの少しの紙切れ(お金)をもらっています。
それを使って、自分へのご褒美とか言いつつコンビニで「アイス」を買ったり「お菓子」を買ったり、「家電」を買ったりと浪費ばかりしています。
でも、これは僕だけではなくあなたにも当てはまるのではないでしょうか。
例えば
- 高級なブランド品を買うために
- 高級カーのローンを返済するために
- 身の丈似合っていない、無理をして買った家のローンを返済するために
- ギャンブルで負け続けて作った借金を返済するために
一生懸命に働き、自分の人生をすり減らしていく。
買う物は違っても、生活には必要のないものをたくさん買うためにもっともっとと働く。自分の人生をすり減らしていく。
そんな方は多いのではないでしょうか。
もちろん、娯楽が完全に不要とは思っていません。
さらに言うと、仕事をすることで自分の人生をすり減らすという書き方をしましたが、仕事では「経験」や「スキル」というお金に換えられない物を手にすることができます。
だとしても、ですよ。
夜0時過ぎているのに、スーツだらけの人で満員になってる電車。
おまえらいったい何時まで仕事してるんだっ!
って言いたいです。
その電車に乗っていた僕も仕事帰りだったのですが(笑)
とにかく、僕は今の日本人は働き過ぎだと思います。
もちろん、僕も含めて(笑)
働くことは悪いことだとは思いません。むしろ良いことだと思います。
しかし、働き過ぎは…
そんな働いているばかりの人生で幸せですか?って思ってしまします。
では、どうして仕事が終わるのが遅くなってしまうのか。
考えてみると、下記3つが思い浮かびました。
- 絶対に残業しないと終わらないほどの仕事量
- 残業代のためにわざと遅くしている
- 仕事効率が悪い
一番上の「絶対に残業しないと終わらないほどの仕事量」の場合明らかに会社が悪ですが、そのほかの「残業代のためにわざと遅くしている」「仕事効率が悪い」の場合改善の余地があるのではないでしょうか。
借金の返済のために・無駄な浪費のために、自分自身の人生をすり減らす。
そういう風にはなって欲しくありません。
こういう記事を書いたのは初めてなので、もしかしたらうまく伝え切れていない部分もあるかもしれません。
しかし、今回の記事で伝えたいことはただ一つです。
今一度あなた自身の「幸せ」について見直してみてください。
今のあなたは本当に幸せですか?
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