この記事は2018年8月22日の出来事です。
皆さんこんにちは、マイライフメモリードットコム管理人のゆうしゃんです。
久しぶりの投稿ですね(笑)
リゾートバイトが忙しくてあまり更新できていませんでした。
しかし、22日23日はなんと2連休。
でも、その間も観光していたのでブログの更新はできませんでした(笑)
今は中抜け休憩中にこの記事を書いています。
8時間ほどかけ歩いて「槍温泉」まで行ってきました
- ホテルパイプのけむり出発:8時45分
- ゆうちょ銀行:9時20分
- マツモトキヨシ:9時30分
- 猿倉:12時
- 槍温泉小屋:16時30分
「槍温泉」という温泉をご存じでしょうか。
温泉好きの方や登山好きのかたならば一度は聞いたことがある温泉ではないでしょうか。
槍温泉は標高2,100m付近にある山小屋温泉です。
この温泉は「猿倉」という登山口から歩いて4時間~6時間ほどかかる秘境温泉!
僕の場合は休憩なしで早歩きで登山したため4時間ほどで温泉にたどり着くことができました。
ちなみに、徒歩以外で行く方法はありません。
一生懸命に登山した人のみが入れる温泉です。
- 素泊まり:6,800円
- 夕食のみ:8,900円
- 朝食のみ:8,200円
- 両方 :10,000円
- 入浴のみ:500円
絶景だけど危険がいっぱい登山道
僕はこの山を正直なめていました(笑)
登山靴を履かずにスニーカーで、たくさんの食べ物や飲み物の入ったマツモトキヨシのお買い物袋をブル下げながら登山していました・・・
しかし、登り初めて2、3時間。
だんだんと後悔(;゚ロ゚)
バランスが取りにくい上に袋が破けてくるのです。
途中途中袋の破けたところを縛ったりしてケアしながら上っていきました。
皆さんは絶対にまねしないようにしましょう。
また、登山靴はあった方が良いと思います。
なぜなら。。。
こんな道がたくさんあるからです。
もし落ちたら。。。
もうお分かりですよね。。。
「猿倉」から「槍温泉」までのルート紹介
僕の通った「猿倉」から「槍温泉」までの登山ルートをご紹介します。
僕はスニーカーでも上れたのですが、登山靴が「猿倉荘」というところで販売していたので、もしも持っていない方がいたら安全のため購入してから登山することをオススメします。
お金より命の方が大切ですからね。
ちなみに、現金のみの支払いでクレジットカードなどはご利用できません。
ここの「猿倉荘」が出発点です。
トイレはここで済ましておきましょう。しばらくはトイレをすることができません。
また、カレーや飲料などの販売しています。
おなかがすいている場合はしっかり食べてから登山するようにしてください。
ここから登山スタートです。
「猿倉荘」のすぐ隣側にこの登山道があります。
ここまで来たら気を引きしめましょう。
登山は何があるか分かりません。
スタート地点を少し進むとすぐに整備されていない道が登山者をお出迎えしてくれます。
しかし、こんなのは序の口。
のちのちもっと険しい道が登山者を大歓迎してくれることになるのですから(笑)
この時点ではまだハイキング気分で登山を楽しめます。
だいたい5分から10分くらいでしょうか。
そのくらい歩きすすめると登山者を天国のような整備された道がお出迎えしてくれます。
整備されているため、とっても歩きやすく快適に登山を楽しむことができました。
しかし、そんな幻想もあっという間に終わってしまいます(笑)
しばらくこの歩きやすい整備された道を進んでいくとなにやら小さな看板が見えてきます。
あれれ、なにやら嫌な予感がぷんぷんします(笑)
拡大してみましょう。
あの天国のような道を外れなければなりません。
そしてここの道は。。。
こんなにも急なのです!
あっという間に終わってしまった整備された道。
また出現しないかなと思いつつどんどんと森の中を進んでいきます。
大きな岩がごろごろ転がっています。
原生林って感じがして良いところですよ!
しかも、空気がおいしい。
でも、そんなことを思っていられるのも今のうち。。。
森の中をどんどんと進むと、道が狭いところが何カ所も登場しました。
人一人しか通れるスペースがありません。
グリーンカーテンをくぐりながら進んだり
岩の壁ゾーンを通りながら進んだり
ごつごつゾーンを通りながら進んだり
様々な「山」の姿を肌で感じることができます。
さすが南アプルスのお山さんですね!
ごつごつゾーンを通り終えればあとはグリーンカーテンゾーンが続いていきます。
グリーンカーテンゾーンでは葉っぱ君たちが、登山者を大歓迎してくれます。
たくさんの握手を求めてきます(笑)
また、確かここら辺だったかな。
「蚊」がものすごくたくさんいてとってもうっとうしかった。。。
僕は持って行くのを忘れてしまったのですが「虫除けスプレー」はあった方が絶対に良いです。
それと長袖長ズボンですね!
ここに限らず全体的に「蚊」は多かったです。
しかも、なぜかここの蚊はとてもしつこい。
いつまででもまとわりついてきます(笑)
グリーンカーテンゾーンをしばらくすすんでいくとこのような赤い目印が設置されています。
これを頼りに進んでいきましょう。
とはいっても基本は一本道なので道に迷うことはないと思いますが。。。
赤い目印あたりから道もだんだんと険しく危険な物になっていきます。
それでもあきらめずに進んでいってくださいね。
しばらくの間グリーンカーテンゾーンが続きます。
そしてグリーンカーテンゾーンをどんどんと進んでいくと、今度はごろごろ岩ゾーンが一面に広がっています。
途中こんな感じでとっても大きな岩がありました。
普段こんな大きな岩なかなか見ることがないですよね。大きな岩が登山者を歓迎してくれます。
大きな岩の所をしばらく歩いて行くと、やっと絶景ちゃんが姿を見せてくれます。
とっても美しいですね!
でも、この先もっともっと美しいスポットがたくさん出てくるのですが(笑)
登山の疲れをほんの少しだけいやしてくれます。
しかし、そんなのもつかの間。
先ほどよりもさらに険しくなった登山道が登山者を待ち構えています。
しかし、あきらめずに前に進んでいってくださいね。
もちろん、無理はせず。
ぼくは「槍温泉に入るため絶対に行ってやる!槍温泉まで行くんだ!」
こんな気持ちでどんどんと前に進んでいきました(笑)
しばらく進んでいくと、木の根っこが思いっきり飛び出ている所もありました。
東京などの都会ではぜったいにお目にかかることはできません。
神秘的ですね。
木の根っこを超えどんどんと進んでいってください。
すると岩の川が見えてきます。
岩の川の所は少し広くなっているので、休憩する場所にも最適と思います。
ちなみに、岩の川ゾーンからは絶景を見ることができます!
いや~本当にきれい。
ここまで上ってきた自分へのご褒美ですね!
しかし、ここより先は今までよりも険しい道になっています。
ここの休憩ゾーンを終えると、木の根っこが何個も何個も出現するゾーンが現れてきます。
ここのところは足場が悪くつまずきやすいと思うので、細心の注意を払いながら進んでいってくださいね。
木の根っこをどんどんと進むと、今度は木の根っこの階段が出現します。
自然ってホントにすごいですよね。
自然のパワーを肌で感じることができます。
美しいですよね。
ですがそんなことを思っていられるのも今のうち(笑)
絶対に油断できない危ない道が登場します。
まるで「落ちろ~」と言っているように斜めになっている山肌。
その上を進んでいかなければなりません。
今まで以上に慎重に進むようにしてください。
こんな不思議なところもあります。
木の根っこがむき出しで何本も連続に並んでいます。
もちろん、ここを進むんですよ(笑)
すると第二の危険ゾーンが見えてきます。
さらにさっきよりつまずきやすく危険。。。
気をつけて渡ってくださいね。
しばらく進むと歩きやすい道になります。
ここら辺で休憩するのも良いかもしれません。
しかし、いつものごとくそんなのもつかの間。
また険しい道に舞い戻ってしまいます。
こんな砂利だらけの道や
こんな岩だらけの道まで様々です。
そこを抜ければまた歩きやすい道が待っているので、頑張って進んでいってくださいね。
しばらく進むと休憩できるいすのような物が見えてきました。
ただ草がぼうぼうであまり座る気になれませんが(笑)
美しい南アルプスの山ですね。
一面緑でとってもきれいですね。
まるで映画に出てくるような風景を見ることができます。
また、しばらく進むと看板が見えてきます。
槍温泉の文字が!
道が間違っていないと一応安心しました。
ところどころ圏外になるので、携帯電話のマップは使えません。
こういう看板が頼りです。
時間まで書いてくれてあるとさらに親切かな(笑)
いや~美しい。
分かるかな。写真だと分かりづらいですが、写真中央付近に町を見ることができます。
このような少し危険な道を進むとまたまた絶景君が姿を現せてくれます!
とっても、とってもきれいですね!
美しすぎます。
ここら辺まで来るとすごく疲れると思いますが、絶景君が疲れを癒やしてくれます。
少し前にも触れましたが、空気もおいしい!
こんな所や
こんなところなどがありました!
夏に雪とご対面できるなんて最高ですね!
この絶景を見ながら前に進んでいくと、橋が見えてきます。
映画とかで出てきそうですね(笑)
落ちないように気をつけてくださいね。
流れが速いので、もし落ちてしまったら流されてしまうと思います。
でもここまでくれば温泉が近づいてきています。
道の方はというと。。。
相変わらず危険の道ですね。
でも大丈夫。
ここを進むと砂利道のような場所に出ます。
比較的歩きやすいので、簡単に進んでいけると思います。
ここまで来れば「槍温泉小屋」が見えてきます。
この小屋は毎年営業がしまった頃に一度壊し、営業開始前に立て直すみたいです。
すごいですよね。
こんな所もありましたよ!
雪が崩れています。
こんな所映画でしか見たことがない!
しばらく進むとまた橋が姿を現せてくれます。
その橋も怖がらずに渡ってくださいね。
橋を渡ったところのここら辺の気は低く、気をつけて進まなければ頭を打ってしまうかもしれません。
注意して進んでいってください。
階段みたいな所もありますよ!
美しいですよね。
まるで天国みたいです(笑)
すると3本目の橋が姿を現せてくれます。
ここまで来れば温泉まであと少し。
もう温泉は目と鼻の先です!
お疲れ様でした。
天国のようなきれいな道を進むと槍温泉小屋が見えてきます。
登山の疲れを一気に癒やしてくれる
「登山」×「温泉」
この組み合わせって本当に最高だと思います。
約4時間30分の登山をした僕。
その後に入る絶景温泉は本当に最高!
登山の疲れを一気に癒やしてくれます。
5時30分から夕食の時間
槍温泉小屋では5時30分から夕食でした。
このような感じです。
「ハヤシライス」と「お味噌汁」「お茶」はおかわり自由です。
山小屋で食べる食事にしてはとってもおいしい。
素泊まりで6,800円。夕食のみで8,800円
ということは夕食代は2,000円。
少し高いですが、毎回毎回食材をこんな所まで運んできてくれていると考えるととっても安く感じますよね。
ちなみに、ここが食堂です。
20時30分に消灯
山小屋の消灯時間はとっても早いです。
20時30分には山小屋の電気が消されます。
ちなみに、こんな感じのところがベッドルームですよ!
一面に布団が引き詰められています(笑)
個人的にこの雰囲気大好き。
5時30分に朝食
山小屋では起床時間も早いです。
5時30には朝食。
ですが、僕は朝日を見ながら入る温泉を試してみたかったため4時30分には起きました(笑)
寝る時間も早かったので、余裕で起きることができます。
ご来光と共に入る「槍温泉」
これだけでも1万円以上の価値があります!
とっても、とっても、とっても美しいです。
ここに来て本当に良かった。
そして朝ご飯の時間。
もちろん、ご飯とお味噌汁はおかわり自由。
夕食に引き続きとってもおいしかったですよ!
まとめ
槍温泉小屋はほんとうに素晴らしいところです。
人生で一回でも良いから是非行ってみてください。
絶対に気に入ってくれるはずです。
僕は槍温泉の虜になりました(笑)
ただ、営業期間があるようなのでしっかり調べてから行ってくださいね。
ちなみに2018年の営業期間は7月25日から9月30日までです!
行きたいと思っている方は是非!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
今後ともマイライフメモリードットコムをよろしくお願いいたします。
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